総務省では、行政手続きのオンラインで利用の状況を発表しています。
国では特に国民や企業による利用頻度の高い重点手続については、オンライン利用の促進に集中的に取り組んでいます。 社会保険・労働保険の分野においても21種類の手続が重点手続に選定され、資料によると、社会保険・労働保険の分野全体での平成24年度のオンライン利用率は前年の2.7%から4.2%へと1.5ポイント増加しましたが、他の重点手続(登記 57.8%、国税52.7%など)と比較すると、依然として最低という結果です。
利用率が高いのは
健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届 6.4%
健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額変更届 6.1%
健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届 5.6%
このへんはそうだろうなという感じですが、同じ取得喪失届でも雇用保険は
雇用保険被保険者資格取得届 3.2%
雇用保険被保険者資格喪失届 3.1%
という結果に。
アクセスコードの付与で利用率が高そうな概算・増加概算・確定保険料申告書でさえ2.8%という数字です。
労働・雇用関係の利用率が伸びないのは、社会保険適用事業所に比較すると、零細企業が多いということでなかなか電子申請までは手が回らないということなのでしょうか。
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