6月9日でロックの日だそうですw
これは去年観た映画では間違いなくNo.1であった「サウンド・シティ-リアル・トゥ・リール」のサウンドトラックです。
ニール・ヤングの『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』、ドクター・ジョンの『ガンボ』、フリートウッド・マックの『フリートウッド・マック』やトム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの『ダム・ザ・トーピードーズ』などの伝説的なアルバムがレコーディングされたスタジオとして有名なこのSound City Studioもデジタル化の波に押されて閉鎖の憂き目に。Never Mindをこのスタジオで製作したニルヴァーナのドラマーであり、後のフー・ファイターズのフロント・マン、デイヴ・グロールがこのスタジオのコンソール、ニーブ80の購入では飽き足らず、自宅のスタジオにその機材を移設し、Sound Cityに所縁のあるアーティスト達を呼んで新曲を録音、監督まで務めました。
ポール・マッカートニーとニルヴァーナの共演という、ああ、ビートルズもハンブルグ時代はグランジだったのね、と思い起こさせる一シーンなんかもあって、ロックが一番輝いていたころロックはどう作られ、それがどう衰退していくのか、一つの文明論になっているように思えます。
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