電子申請に新たな申請フローが加わりました。
1.単票申請、2.一部の手続で活用されている公開仕様準拠のソフトウェアを用いた申請(一括申請)に加え、3.新たに外部連携APIに基づく外部のソフトウェアを通じた申請が平成26年度後半から27年度にかけて整備されます。
API 【 Application Programming Interface 】
総務省によって以下のようなアナウンスがされています。
電子政府の総合窓口(e-Gov)電子申請システムは、関係する各府省と接続し、社会保険・労働保険に関する申請・届出等といった電子申請サービスを提供しています。この度、e-Gov電子申請システムにおいて平成26年度中を目処に、外部連携API機能の整備を実施することに伴い、各事業者の皆様に、本年度第3四半期を目途に公開する仕様に基づきe-Gov電子申請システムと連携するソフトウェア等を開発いただくことで、電子申請の利便性向上がより一層図られることになるものと考えられます。
e-Gov(運営は富士通!どうりで!)もこれまで様々な改善がなされてはいるものの、社会保険分野に関する利用率は低迷し、その結果なのか「e-Govにおける外部連携APIの整備」に大きく舵を切るようです。
• 申請データの作成から手続完了までのe-Gov電子申請システムに備える各種機能を、e-Gov電子申請システムを意識することなく、外部の業務支援ソフトウェア等が直接呼び出し可能な汎用的なAPIとして設計する。
• 現行システムにおける「一括申請機能」の後継と位置づけ、一定の並行運用期間を設け、外部連携APIの利用状況等を見ながら、現在提供している「一括申請機能」を廃止する。
e-Govでの送信および状況紹介等、Webで操作する部分をAPIによりアプリケーションから直接操作可能になることで大企業の単独利用が進むこともそうですが、やがては中小企業にもその波が押し寄せる可能性も充分考えられるところです。
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