ナマでおどろう

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今年最大の問題作が発売されました。巨大なキノコ雲をバックにスチールギターを奏でる本人のガイコツ姿が象徴的なジャケットが示すように暗示的な歌詞の後ろで鳴り響くのはラップ・スチール、アメリカにはセイクリッド・スチールというラップ・スチールを使ったオブスキュアなゴスペル音楽が存在し、最初はその組み合わせの違和感にぶっ飛んだものですが、その第一人者ロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンドにであった時以来の衝撃!慎太郎君の新作はランドルフのスチール・ギターがビュンビュン飛び回り、めくりめく幻想的風景といった趣とはちと違って、「全くトロピカルでない」スチールギターと拮抗するアンビバレンスな慎太郎君の歌声、強いて例えればギャビー・パヒヌイ・ミーツ・デヴィッド・シルヴィアンか(なんのこっちゃ)。

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