ミッキー・ジャップといえば英国パブロックの基礎を築いたレジョンドのメンバーとして有名です。70年代後半にはソロアルバムをリリース、ファースト・アルバムであるJuppaneseはロックパイルがバックアップ、プロデューサーはニック・ロウ、そしてこのセカンドアルバムはあのゴドレイ&クレームを迎え1979年にリリースされました。
当時、ミュージック・マガジンの輸入盤紹介でレヴユーされていたのを、何とか手に入れて、ゴドレイ&クレームが手に掛けたからにはと期待したのですが、まあ、彼ら自身のアルバムほどぶっ飛んでるわけもなく、ちょっとがっかりした覚えもあるのですが、そんなわけで、その後CD化されても特に手を出すこともなく静観していたのが最近になってAmasonでリイシューされているのを発見、早速注文してみました。
1979年といえばゴドレイ&クレーム自身はL以降、Music From Consequencesしか出していない年ですから、経済的に苦しかったのかもしれませんね。
表題のCreme and Godleyはアルバムのクレジット、produced by Lol Creme and Kevin Godleyから。彼ら自身のアルバムはGodley & Cremeで出しているのですから、他人のプロデュースをしたアルバムクレジットを逆にしているのには意味があるとするのは穿ちすぎでしょうか。
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