人事制度の見直しや人材採用、その他多方面に利用
転職率が高くなり、就業人口の減少が問題となっている現代では、高齢者や女性の貴重な労働力を戦力化する抜本的な対策や現有社員のいっそうの活用が基本となってきます。今までのリクルート重視の「獲得人事」の時代から、育てる人事「育成人事」の時代に入ったといえるでしょう。
入社希望者でも現有社員においても、企業にとって相応しい者もいれば、その逆もいくらかはいるものです。そんな中、組織に相応しいか否かの原因を押しつける方法ではなく、組織側の受け入れ方を検討しながら企業体制や人材不足の対応策を確立させ、人を結果から判断するのではなく可能性から判断する。すなわち、この人にはこういう仕事が向いているのではないか。これも経験させると大きく成長・飛躍するのではないかといった予測・可能性のもとで、組織内の人事を科学的、合理的に進めていく時代なのです。
これは、劣群とされていた人材にも実力を発揮させ、業績向上に貢献できる人材へと変化させる手段となり、転職率を低減させていく手段ともなります。
人は誰もが能力を持っています。
また、どんな組織も良い仕事をしたいと望んでいます。
大切なのはそのための努力の方向性を見誤らないことです。
1.個人特性分析
複合した能力の所有者である人間を「性格」「意欲」「価値観」
「社会性」などの側面から評価し、個人の資質や特性を分析する適性検査。
2.組織活力測定
社員が会社に働きつつ何を感じ考えているのか、潜在意識を通して組織の現状と問題点を把握するための調査。
3.環境適合測定
個人の対人関係に対する意識および許容差から組織環境内で消耗するエネルギーの方向性が「課題達成、目的遂行重視型」か「対人関係重視型」のどちらかを多面的に測定。
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