永遠のアバンギャルド

というとキャプテン・ビーフハートに冠される枕詞と思っていたんですが、実はフランク・ザッパの方だったんですね。ミュージック・マガジン1980年2月号、誌名から「ニュー」が取れて2冊目のこの号にはお世話になりました。センセと隊長のディスコグラフィーが掲載され、まだこのときセンセのアルバム数28枚!、巻頭記事が中村とうようさんの力作で、某エージの腑抜け記事が玉に瑕ですが、山名昇氏のキャプテン・ビーフハートを読んでは「トラウト・マスク・レプリカ」たぁそがいにええもんなんかと悶々としておりました。
その隊長が亡くなって4年、ライノから”SUN ZOOM SPARK: 1970 TO 1972″という彼がマジック・バンドとともにストレイトとリプリーズにレコーディングした3作のアルバムに、その当時のアルバム・アウトテイクを集めたディスクを加えた4枚組CDボックスがリリースされました。ライナー・ノーツによると隊長さん、ワーナー時代がいたくお気に召していたようで、人々に優しくされ、理解もされていたからだそう、隊長も人の子なんですね。
今回収録される3枚のアルバムはリマスターされ、『LICK MY DECALS OFF, BABY』(1970年作品)、『THE SPOTLIGHT KID』(1972年作品)、『CLEAN SPOT』(1972年作品)、装丁は「5 Classis Albumsシ」リーズに準じた簡易紙ジャケを豪華BOXに入れ込んだもので、「クリア・スポット」のビニール・パッケージが再現されています。当時リアルタイムで聞けたのは「クリア・スポット」だけでしたが、ラス・タイトルマンがプロデュース「隊長 meets バーバンク」という、ライ・クーダーのファーストアルバムに近い感覚がミョーに心地よかったものでした。

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1979年ベストアルバムも掲載、「東京ワッショイ」「Y/ポップ・グループ」「ラスト・ネヴァー・スリープス」など。

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