雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付あり)

e-Govがリニューアルされて、期待していた機能(タブブラウジングなど)もあったのですが、どうも入り口の部分だけのリニューアルにとどまり、申請自体には余り変更はなかったように思われます(自動的に文字入力モードが切り替わる部分などは便利にはなりましたが。。)。

さて、数年前に電子申請を始めたとき、一番戸惑ったのは手続の流れの中で自分が今、どこにいるのかわからなくなる、迷子状態に陥ってしまう、というところでした。
たとえば「資格取得届」の手続をやっていて、添付書類としてCSVファイルに電子署名を付けたかしらん、提出代行証明はどこで添付するんだっけ、などなど。

しかも、申請によって微妙にその「流れ」も異なっていて、総括票入力時には1ファイルしか添付できず、一度手続を終了させて、最初の手続選択画面から「申請者が作成した任意の添付書類」をループさせていく健康保険・厚生年金保険と「電子申請」→「申請書送信」→「基本情報入力」後の「添付書類の指定」でいくつでもファイルが添付できる雇用保険関係と、その違いを理解するまでは自分が不思議の国に迷い込んだアリスのようなちっぽけな存在であることを思い知らされたのでした。

下に雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付あり)電子申請の流れをまとめてみました。

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この手続のキモは「資格喪失届」と「離職票」を続けて作成したあと、なぜか一度「終了」するところで戸惑わないこと。終了前にe-Govにデータが送信され「預かり票」が発行→保存、それをもって次のフェーズへの関札となす、添付書類は最初の手続選択画面からではなく(実はそれでもいいのですが)、「基本情報入力」後の「添付書類の指定」を利用する、といったところでしょうか。

 

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